ポルシェジャパンジュニアドライバーに平安山良馬を選出
ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)とポルシェカレラカップジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェジャパンモータースポーツのスカラシッププログラムであるポルシェジャパンジュニアドライバーとして平安山良馬(20 歳)を選出しました。 平安山選手は初開催から 24 シーズン目を迎える PCCJ のプロクラスへ 911 GT3 カップでシリーズ参戦します。平安山選手は 2014 年から地元である沖縄のカートシリーズでキャリアをスタートさせ、2020 年と 2021 年は全日本カート選手権で戦いました。2022年と2023年は FIA F4 にエントリーし最高位は 4位でした。2023年にポルシェジャパンジュニアドライバーとしてPCCJへのステップアップカテゴリーであるポルシェスプリントチャレンジジャパン(PSCJ)に718ケイマンGT4 クラブスポーツで参戦し、GT4クラスのシーズン最多勝を記録しています。「まず初めに、ポルシェジャパンのジュニアドライバーとして選んで頂いた関係者の皆様ありがとうございます。2023年はポルシェジャパンのジュニアドライバーとしてPSCJで初めてGTカーレースに参戦し、様々な経験を積むことが出来ました。そして今シーズンは目標であったPCCJに参戦できることを嬉しく思います。ポルシェはカッコよくて憧れの車でもあるので、この車でレースすることを考えるとワクワクが止まりません。簡単に勝てるシリーズではありませんが、シーズン終了後にドイツで開催されるポルシェモータースポーツのオーディションに参加できるような結果を残したいです」と平安山選手は意気込みを語りました。
平安山 良馬(へんざん りょうま)
■車両:Porsche Japan Junior Programme(ゼッケン 91 番)
■生年月日:2004 年 7 月 17 日(20歳)
■出身地 : 沖縄県
■レース戦歴:
2023年 ポルシェ スプリントチャレンジ ジャパンGT4クラス(最多勝)
FIA F4(シリーズ12位、最高位4位)
スーパ―耐久シリーズST-Zクラス(1レースのみスポット参戦、決勝4位)
2022 年 FIA F4(シリーズ14位、最高位6位)
2021 年 全日本カート選手権 OK クラス(シリーズ6位)
2020 年 全日本カート選手権 OK クラス(シリーズ4位)
2019 年 カートレース in 鈴鹿 X30 クラス(シリーズチャンピオン)
2018 年 カートレース in 鈴鹿 X30 クラス(シリーズチャンピオン)
全日本カート選手権 FS-125 クラス(シリーズ7位)
2017 年 全日本カート選手権 FP-Jr クラス(シリーズ5位)
2014年 ROTAX MAX シリーズ沖縄(シリーズ2位)
■SNS: Instagram : https://www.instagram.com/ryomahenzan/
X(旧Twitter): @_ryomahenzan1
24シーズン目を迎える PCCJ は 911 GT3 カップで競われる「世界最速のワンメイクシリーズ」として知られ、 現在日本国内で行われているワンメイクレース中、もっとも長きに渡り継続開催されています。2024シリーズは 富士スピードウェイで 3 月に行われる合同テストを皮切りにF1 日本 GP やSUPER GT といったビッグイベント のサポートレースをはじめとして 6 大会 11 戦を開催予定です。 PCCJ はワイドなターボ仕様のボディを 備えたワンメイクレース専用マシン、タイプ 992 の 911 GT3 カップで争われます。ドライサンプ潤滑方式を備えた高回転ユニットの水冷式 4 リッター水平対向 6 気筒エンジンは 375kW(510PS)の最高出力を発生します。リアサスペンションは市販モデルから基本的に変更されていませんが、フロントは、WECおよびル・マンで多くのタイトルを獲得したポルシ ェ 911 RSR と同様に、ダブルウィッシュボーンとユニボールベアリングによって制御されます。厳格なレギュレーションのもと完全なイコールコンディションで争われているPCCJ はプロドライバーを目指す若手の登竜門としても知られ、これまでも多くの PCCJ 参戦経験者がスーパーGT などのカテゴリーで活躍しています。ポルシェジャパンでは若手ドライバー育成のため 2009 年からスカラシッププログラムを実施しています。 PSCJ は 2010 年にポルシェ GT3 カップチャレンジジャパンとして創設されました。2019 シーズンから名称を PSCJ へと変更しています。PCCJ へのステップアップカテゴリーとして高い人気を誇る 2024 シーズンの PSCJ は 4 大会 8 戦を開催予定です。
また今シーズン、平安山選手がドライブするゼッケン91番の911 GT3 Cupは麻宮騎亜氏の代表作の一つである「彼女のカレラ」の連載開始から20周年を記念したスペシャルラッピングを纏います。「彼女のカレラ」は、父親の形見として911カレラRS(タイプ964)を受け継いだ主人公が、様々な出会いや経験を通じて次第に車への興味を募らせていく物語を描いたコミックです。一般的な車を題材とした漫画のように速さを競うのではなく、車との生活、車を中心とした人々の絆など車と人間の在り方を描いた作品です。その人気は日本国内にとどまらず台湾、韓国では現地語版が出版されるほか、フランスやドイツ、アメリカでのコンベンションでも取り上げられております。国内外でも麻宮氏を招いての原画展や、ファンミーティング、カーイベント、コンセプトカフェ等が開催されるなど日本はもちろん、海外にも多くのファンがいることでも知られています。
ポルシェ カレラカップ ジャパン 2024 開催カレンダー
ラウンド | 日程 | サーキット | 開催イベント |
---|---|---|---|
オフィシャルテスト | 3月20 日(水祝) - 21日(木) | 富士スピードウェイ | PCCJ オフィシャル合同テスト |
第1戦 | 4月5日(金) - 7日(日) | 鈴鹿サーキット | F1世界選手権 日本グランプリ |
第2 - 3戦 | 5月2日(木) - 4日(土祝) | 富士スピードウェイ | SUPER GT 第2戦 |
第4 - 5戦 | 6月29日(土) - 30日(日) | 岡山国際サーキット | OKAYAMAチャレンジカップレース |
第6 - 7戦 | 7月20日(土) - 21日(日) | 富士スピードウェイ | SUPER FORMULA 第4戦 |
第8 -9戦 | 8月2日(金) - 4日(日) | 富士スピードウェイ | SUPER GT 第4戦 |
第10 -11戦 | 11月9日(土) - 10日(日) | スポーツランドSUGO | SUGOチャンピオンカップレース |
ラウンド | 日程 | サーキット | 開催イベント |
---|---|---|---|
第1 - 2戦 | 5月12日(日) | スポーツランドSUGO | SUGOチャンピオンカップレース |
第3 - 4戦 | 6月16日(日) | 鈴鹿サーキット | 鈴鹿クラブマンレース |
第5 - 6戦 | 10月5日(土) - 6日(日) | 鈴鹿サーキット | 鈴鹿クラブマンレース |
第7 - 8戦 | 11月3日(日) | 富士スピードウェイ | 富士チャンピオンレース |
今シーズンのスーパー耐久シリーズにはポルシェジャパンの正規販売店であるポルシェセンター青山、ポルシェセ ンター目黒、ポルシェセンター高輪、ポルシェスタジオ銀座などを経営する EBI グループが718ケイマンGT4 RS クラブスポーツで GT4 カテゴリーに該当する ST-Z クラスに挑みます。これまでも PCCJ やスーパーGT などへ参戦してきた EBI グループを母体とする「Porsche Team EBI」はスーパー耐久ST-Z クラス参戦4シーズン目を迎えます。718ケイマンGT4 RS クラブスポーツを駆るドライバー陣も強力です。PCCJ、スーパーGT、アジアンルマン、スーパー耐久など様々なレースにてポルシェで戦った経験を持つチームの牽引役である山野直也選手、そしてEBI グループに所属しセールスとは別の立場からポルシェの魅力を伝えるブランドアンバサダー「ポルシェプロ」の資格を保有する北園将太選手が昨シーズンから引き続きステアリングを握ります。さらに2015年のPCCJにPorsche Team EBIより参戦しスーパーGT の GT300 クラスでもポルシェをドライブした久保凛太郎選手、そしてジュニアフォーミュラで経験を積み昨シーズンはスーパーGT300クラスで戦った岩澤優吾選手が加わり、この4名でタイトル獲得を目指します。
また近年大いに盛り上がりを見せる GT ワールドチャレンジアジアでは 4名のPCCJ 出身ドライバーが駆る2台の911 GT3R がポルシェセンター岡崎より参戦します。18号車をドライブするのは2012 年の PCCJ ジェントルマ ンクラスチャンピオンでスーパーGT の GT300 クラスでも活躍する永井宏明選手と 2017 年から 2021 年まで PCCJ に参戦し常にシリーズ上位にランクインしたポルシェジャパンジュニア出身の上村優太選手のコンビです。昨年、同シリーズの日本ラウンド(4大会8レース)で争われたジャパンカップのタイトルを獲得した永井、上村組はGT ワールドチャレンジアジアのシリーズチャンピオンを今シーズンの目標に掲げています。
もう一台の 25号車では 2020 年、2021 年の PCCJ プロアマクラス王者の内山清士選手と PCCJ 史上最多となる 4 度のタイトル獲得経験を持つ近藤翼選手がステアリングを握ります。25号車は昨シーズン、NKレーシングとして同シリーズに参戦していましたが、今年はポルシェセンター岡崎に加わることでデータの共有などチーム力全体の底上げを図り昨シーズンを上回る成績を残すことを目標としています。GT ワールドチャレンジアジアは、日本、タイ、マレーシア、中国で 6 大会12レースが開催され、ポルシェセンター岡崎の2台は全戦に参加する予定です。
<お客様からのお問い合わせ先>
ポルシェコンタクト 0120-846-911 / HP https://www.porsche.com/japan/
文章
日本語 (Porsche Japan)
MJ24_0002
2024-03-15
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