ポルシェカレラカップジャパン 2023 第5-6戦(鈴鹿)プレビュー
ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2023シリーズ第5戦 及び 第6戦 PCCJ 200th Anniversary Raceを、鈴鹿サーキット(三重県)で 2023年6⽉3⽇(土)、4⽇(日)に開催いたします。1990年にドイツ本国でスタートしたポルシェカレラカップは、イコールコンディションのワンメイクレースとして世界各国へ広がっていき、日本では2001年からポルシェカレラカップジャパンとして開催されています。今年で23年目を迎えたPCCJは、国内におけるワンメイクレースとして長い歴史を誇り、今回6月4日に鈴鹿サーキットで開催される第6戦で200戦目を迎える。この記念すべきレースを制するのは誰なのだろうか。
その第5-6戦の舞台となるのは、F1日本GPの舞台としても知られる鈴鹿サーキット。全長5.807㎞のコースには、低速、中速、高速の各コーナーがバランスよく配置されており、ドライバーからの評価はとても高いサーキットである。世界的にも珍しい立体交差を有し、右回りと左回りが入れ替わる8の字型のレイアウトも特徴となっている。そして、最終コーナーの立ち上がりからグランドスタンド前のメインストレートでスリップストリームを利用し、1コーナーに進入していく争いは見逃せない。コースレコードは、プロクラスが2分02秒317、プロアマクラスが2分05秒322、アマクラスが2分05秒095となっているが、今大会で各クラスともタイムの更新が期待される。
第4戦終了時点でプロクラスは、昨年PCCJで3度目のチャンピオンを獲得した#60 小河諒が3勝、今年のポルシェジャパンジュニアドライバーである#91 佐藤巧望が1勝となっている。ベテランの#60 小河としては安定した走りで#91 佐藤を引き離して優勝を飾りたいところだが、開幕戦のデビューレースで優勝を飾った#91 佐藤は各レースで果敢に#60 小河へ勝負を挑んでいる。国際サーキットとして名高い鈴鹿で二人がどのような戦いを展開するのか注目される。
プロアマクラスは、2022年プロアマクラスの王者#98 IKARI、2015、2017年ジェントルマンクラスと2017年のシリーズ王者である#9 武井真司、2022年アマクラスの王者#10 MOTOKIと3人の王者経験者が参戦。岡山大会は#98 IKARIが2連勝、富士大会は#9 武井が2連勝を飾り、ポイントランキングはともに70点でトップに並ぶ。ランキング3位の#10 MOTOKIは2点差の68点で追いかけており、今回の鈴鹿の結果次第でランキングは大きく変動する。そしてアマクラスは、2019年以来のPCCJ参戦となった台湾の#88 Tiger Wuが開幕戦から4連勝を飾っている。そのため鈴鹿で、連勝ストップを成し遂げられるドライバーが誕生するのか注目される。
PCCJ 第5-6戦鈴鹿⼤会のスケジュールは、6⽉2⽇(金)に30分間の専有⾛⾏が2セッション予定され、予選は6⽉3⽇(土)12時05分〜12時35分の1 回のみとなる。決勝レースは、第5戦が3⽇(土)17時スタート(10周もしくは30分間)、第6戦PCCJ 200th Anniversary Raceが4⽇(日)9 時35分スタート(10周もしくは30分間)を予定。なお、第5-6戦の決勝はポルシェジャパン公式Youtubeチャンネル(https://www.youtube.com/@PorscheJapanOfficial)にてライブ配信される。
文章
日本語 (Porsche Japan)
MJ23_0120
2023-05-29
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- モータースポーツ
- 2023 年シーズン
- ポルシェ カレラカップ ジャパン
- Japan \ Suzuka
ポルシェカレラカップジャパン 2023 第5-6戦(鈴鹿)プレビュー