ポルシェカレラカップジャパン 2022 第9-10戦プレビュー
ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2022シリーズ第9-10戦を、鈴鹿サーキット(三重県)で 2022年8⽉27⽇(土)、28⽇(日)に開催いたします。シリーズ開催22年目を迎えたPCCJは、日本で開催されているワンメイクレースで最も長い歴史を誇っている。そして今シーズンはニューカップカー「911 GT3カップ(タイプ992)」が導入され、6大会11戦でシリーズ戦は競われており、今回の第9-10戦が5大会目となる。シーズンは最終盤戦に突入しているため、「プロクラス(Pro)」「プロアマクラス(ProAm)」「アマクラス(Am)」と3クラスともに、シリーズランキング争いで重要な一戦となってくる。
その第9-10戦の舞台となるのが鈴鹿サーキットで、今シーズンは第5-6戦以来2回目の開催となる。F1日本GPが開催される鈴鹿サーキットは、全長5.807㎞で、低速、中速、高速の各コーナーがバランスよく配置されていて、世界中のドライバーから高い評価を得ている。世界的にも珍しい立体交差も有しており、右回りと左回りが入れ替わる8の字型のレイアウトとなっているのも特徴の一つとなっている。そして、最終コーナーの立ち上がりからグランドスタンド前のメインストレートでスリップストリームを利用して進入する1コーナーのバトルは見所で、トータルパッケージが大幅に進化したタイプ992のカップカーが前回は激しいバトルを展開しただけに、今回のレースも見所が多いはずだ。
まずプロクラスは、シリーズチャンピオン経験者である#1 近藤翼と#60 小河諒の一騎打ちとなっていた。だが、前大会を#1 近藤が欠場したために、二人のポイントは一気に55点差まで広がりランキングトップの#60 小河が182点、2位の#1 近藤が127点となっている。しかも、今回の鈴鹿大会は第8戦でアクシデントに見舞われたポルシェジャパンジュニアドライバー#91 山本聖渚のマシン修復が間に合わないため欠場となるため、まさにタイトルを掛けた一対一の戦いとなる。そのため、第9戦で#60 小河が優勝すれば207点となり、#1 近藤が2位ならば147点と60点の差が付いてしまう。PCCJは優勝ポイントが25点のため残り2レースで#60 小河がノーポイントに終わっても、#1 近藤が逆転するのは不可能となりチャンピオンが決定する。もし第9戦で#60 小河が優勝できなくても、第10戦終了時点で#1 近藤に25点以上の差を着けていれば3度目の王座戴冠となる。
ベテランの#98 IKARI、#77 浜崎大、2017年のシリーズチャンピオンである#9 武井真司による三つ巴の戦いが展開されているプロアマクラス。だが、第8戦でアクシデントに見舞われた#77 浜崎が今大会は欠場のため、鈴鹿は#98 IKARI 対#9 武井となる。ポイントランキングは、1位の#98 IKARIが166点、2位の#77 浜崎が147点、3位の#9 武井が132点となっているため、第10戦終了時点で#98 IKARIが#77 浜崎と#9 武井に25点以上の差を着けていれば、悲願のクラスチャンピオン獲得となる。
一方のアマクラスは、今年初参戦の#10 MOTOKI TAKAMIが8戦中7勝をマークで195点と圧倒的な強さを見せており、ランキング2位の#63 長嶋重登が151点と44点差となっている。そのため、第9戦終了時点で#10 MOTOKI TAKAMIが#63 長嶋に50点以上の差を着けていれば、参戦初年度ながら王者に輝く。
PCCJ 第9-10戦鈴鹿⼤会のスケジュールは、専有⾛⾏が8⽉26⽇(金)8時15分〜8時45分、10時30分〜11時と各30分間の2セッション。予選は8⽉27⽇(土)11時55分〜12時25分の1 回のみ。決勝レースは、第9戦が27⽇(土)16時55分スタート(10周もしくは30分間)、第10戦が28⽇(日)11 時10分スタート(10周もしくは30分間)を予定する。なお、第9-10戦の決勝レースはポルシェジャパンのtwitterアカウント(@PorscheJP)で、各日ともにライブストリーミング配信される予定だ。
文章
日本語 (Porsche Japan)
MJ22_0222
2022-08-23
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