ポルシェカレラカップジャパン 2022 第7-8戦プレビュー
ポルシェジャパン株式会社（本社：東京都港区 代表取締役社⻑：フィリップ・フォン・ヴィッツェンドルフ）とポルシェカレラカップジャパン（PCCJ）委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2022シリーズ第7-8戦を、富士スピードウェイ（静岡県）で 2022年8⽉6⽇（土）、7⽇（日）に開催いたします。今シーズンのPCCJは最新型の「911 GT3カップ（タイプ992）」が導入され全11戦で競われている。これまでに第1-2戦・岡山大会、第3-4戦・富士大会、第5-6戦・鈴鹿大会を終えており、第7-8戦・富士大会からシーズン後半戦へと突入する。前回の第5-6戦は5月28〜29日に開催されたため、今回の第7-8戦は約2カ月振りのPCCJ公式戦となる。クラスは昨年同様に、「プロクラス（Pro）」「プロアマクラス（ProAm）」「アマクラス（Am）」と3つに区分されており、各クラスともに熱い戦いが繰り広げられている。
第7-8戦の舞台となる富士スピードウェイは、全長4.563㎞で、約1.5㎞のメインストレートとタイトなコーナーが連続するテクニカルセクションを持ち合わせた国際サーキット。メインストレートにおける高速バトルから第1コーナーへのブレーキング勝負は見所の一つで、5月3〜4日に開催された第3-4戦ではニューカップカーの特徴である空力ダウンフォースの大幅増加と、ブレーキ性能の向上を証明した。また、コース後半のテクニカルセクションでは各ドライバーのマシンコントロールが見所となっている。しかも前回の富士大会では、昨年4回目のPCCJシリーズチャンピオンを獲得した#1 近藤翼が、従来のコースレコード1分40秒717を大幅に短縮する1分39秒768を記録。真夏の富士で、このタイムを上回るドライバーが出てくるのか期待が高まる。
シーズン後半戦に突入したPCCJで、シリーズチャンピオンの対象となるプロクラスは、チャンピオン経験者の#1 近藤と#60 小河諒の一騎打ちとなっている。#60 小河は3勝を上げ132点、#1 近藤は2勝を上げて127点と、ポイント差は5点となっている。#1 近藤は、ここまで6戦連続でポールポジションを獲得しているが、前回の鈴鹿大会では2戦ともにスタートを失敗して勝利を逃がしている。しかも富士は、ランキングトップの#60 小河が得意としているコースのため、勝負のポイントはスタートになるだろう。また、ポルシェジャパンジュニアドライバーとしてポルシェスプリントチャレンジジャパン（PSCJ）に参戦中の#91 山本聖渚が今回PCCJに初参戦する。#91 山本がデビューレースで、ベテランの#1 近藤と#60 小河にどのような戦いを挑むのか注目される。
プロアマクラスのランキングトップは、3勝を上げて129点を獲得している#98 IKARI。だが、2位の#77 浜崎大も2勝を上げて127点とポイント差は2点と僅差となっている。今年PCCJへ復帰した2017年のシリーズチャンピオンである#9 武井真司は1勝で82点だが、実力者だけに後半戦での巻き返しが期待される。果たして、#98 IKARIが念願のクラスチャンピオン獲得に向けて今回の富士大会でリードを広げられるのか、ライバル達の巻き返しはあるのか。
一方、今回7人のドライバーがエントリーするアマクラスは、今年初参戦ながら6戦中5勝を上げている#10 MOTOKI TAKAMIが145点でランキングトップに立つ。2位は第5戦で優勝を飾り、逆転王者を狙う#63 長嶋重登で114点となっている。また、その他のドライバーにとっても富士は走り慣れているコースであり、実力が拮抗しているだけに全員に優勝のチャンスはあるといえる。
PCCJ 第7-8戦富士⼤会のスケジュールは、専有⾛⾏が8⽉5⽇（金）8時20分〜8時50分、10時15分〜10時45分と各30分間の2セッション。予選は8⽉6⽇（土）11時50分〜12時20分の1 回のみ。決勝レースは、第7戦が6⽇（土）16時55分スタート（15周もしくは30分間）、第8戦が7⽇（日）10 時45分スタート（15周もしくは30分間）を予定している。なお、第7-8戦の決勝レースはポルシェジャパンのtwitterアカウント（@PorscheJP）で、各日ともにライブストリーミング配信される予定だ。
文章
日本語 (Porsche Japan)
MJ22_0179
2022-08-01
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ポルシェカレラカップジャパン 2022 第7-8戦プレビュー